レトロ花文字の研究
- Day:2015.12.17
- Cat:花文字
「竹久夢二とアール・ヌーヴォー ~明治・大正の日常を彩った図案と装飾~」
を見てきました。
夢二と言えば美人画ですが、
私は植物や動物をモチーフにした作品が好きで、
夢二のイチゴ柄のマスキングテープまで持っています。笑
今回の展示で私が一番印象に残ったのは半襟の図案。
(↑のリンク先にも出ています。)
見ているだけで幸せになれます。可愛いー。
実は今、細々と大正ロマンはじめ、レトロの研究(?)をしています。
元々レトロなものが好きで、そういうモチーフや配色などを
花文字に取り入れたら可愛いもの(っていうか自分の好きなもの)が
できるんじゃないかな~と思って。
和を追求する作家さんは結構見かけるのですが、
レトロ系は今のところ見たことないし、やってみようかしらと。
何より自分の好きなものを作るのは楽しいですしね!
(邪道っちゃ邪道なので、ちゃんと基本も勉強します。)
この間、ピンクを少し大人しいピンクに変えたのも試みの一つです。
続いて、水色と黄緑も自分好みのものに変えてみました。

水色はほとんど変わっていませんが、
前のものより白が少なくなった感じです。
すこーし、緑がかっているかな?
「シンバシ」という色で、
なんとなく名前に惹かれたという面もあります…
黄緑は前のものと比べるとだいぶ暗めの色になり、
緑色との差がわかりにくくなってしまったので、
濃い緑色を買おうと思っています。
花文字を習い始めた頃から使っている絵の具が
ちょうど一斉に無くなり始めているので、今が替え時かな、と。
画材屋さんでいろんな色を見るのが楽しいです。
ところで、これ、何に見えますか?

旦那と母と祖母に見せて、
一発で正解を出してくれたのは祖母だけでした。
あとの二人は「りんご?」「プチトマト?」といった感じ…凹。
正解(私が意図したもの)は…「ツバキ」でした。
やっぱりちょっと無理がありますかねー?
だいぶ夢二の影響を受けて描いたつもりが、
そんなこと言ったら失礼なレベルの仕上がり…
改良するか。。。
でも、ツバキってあんまり縁起の良い花じゃないですよね、
首(花が丸ごと)が落ちるとかって…
本来は縁起の良い花だったようだけど、
花文字は縁起を担ぐものだから、
好ましくないお話があるものはあまり向かないのかも?
…と、逃げ道を作ってみたり。
大正ロマンっぽかったり昭和レトロっぽかったりするもので、
花文字に活かせそうなものがあったらぜひ教えてください!
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